VMware player で vmnet DHCP リース時間を変更する方法

発生日時

2008年12月29日

症状

VMware player 2.0.5 で vmnet1, vmnet8 のネットワーク接続を有効にすると,イベントログ(システム)に下記のログ(情報)が記録される。

エラーメッセージ・コード

ログの名前 システム
ソース Dhcp-Client
レベル 情報

「ネットワークからこのコンピュータにアドレスが割り当てられたため、このコンピュータはほかのコンピュータに接続できます。」

実際の対処

  • レベルが「情報」なので気にしなければいいのだが,ログが Dhcp-Client で埋まってしまうのは避けたい。今まで,vmnet1, 8 は無効にしていたので,気がつかなかった。
  • Web を検索したが,そのものズバリは発見できなかった。レジストリのキーと,confファイルらしいものの名称はわかった。
  • レジストリ(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMnetLib\VMnetConfig\vmnet8\DHCP 等)を見たがそれらしいものは見つからない。
  • vmnet*.conf ファイルを探したが,このバージョンの VMware player にはないようだ。
  • C:\Program Files\VMware\VMware Player をのぞいてみると,vmnetcfg.exe があった。
  • vmnetcfg.exe を実行し,タグ[DHCP]から[VMnet8]のプロパティを見ると,「DHCPクライアントのリース期間」があった!!
  • デフォルトのリース時間(30分)→ 1日,最長リース時間(2時間)→ 2日に変更。
  • …と思ったのだが,違った。 これはゲストOS用の DHCP だった。でもゲストOSの dhcp*.conf の設定が優先されるのかも。
  • 結局,vmnet8 を以下のようにスタティックに定義。
イーサネット アダプタ ローカル エリア接続 3:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
説明. . . . . . . . . . . . . . . : VMware Virtual Ethernet Adapter for VMnet8
物理アドレス. . . . . . . . . . . : 00-50-56-C0-00-08
DHCP 有効 . . . . . . . . . . . . : いいえ
自動構成有効. . . . . . . . . . . : はい
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.98.1(優先)
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . :
DNS サーバー. . . . . . . . . . . : 192.168.98.254
プライマリ WINS サーバー. . . . . : 192.168.98.2
NetBIOS over TCP/IP . . . . . . . : 有効
  • vmnetcfg では vmnet8 は元のように DHCP で。
  • vmnet1 は,vista 上のネットワーク接続でも vmnetcfg でも無効にした。

備考

  • vmnet1, vmnet8 のサブネットも vmnetcfg.exe で変更可能なようだ。サブネットの変更なら,vmnetcfg.exe がすぐに web から検索できた。なんてこったい…